終章 ~旅の終わり~
いよいよサイパンの旅も、これで終わりです。

お世話になった、ホリディ・サイパン・リゾートホテル……
部屋も大きくて綺麗だし、受付の方もすごくフレンドリーな素敵なホテルでした。
おみやげも、いっぱい買い込みました(^^)

これは自分用…… サイパンの思い出に、サロン ド シルフィーユに飾ろうと思います。

これは、ボージョボーという名前のサイパンの人形で、願い事を叶える働きがあるのです。
かなり、怪しい……
強さを得たい時には、腕を体の前で結び、恋を叶えたい時には、足を交差させ、金運を上げたい時には、手を背中にまわして結ぶのです。
一応、足 交差させとこ(笑)

このマグカップは、S君がくれたABCマートの引換券とレシートでもらった、非売品の貴重なマグカップです!
知らず知らず なにげに、緑色のものばっかり集めている……

本のしおりに、マグネットホルダー……
サロン ド シルフィーユに鑑定を受けに来てくださった方で、ご希望の方に、先着順で差し上げます。
大したものではありませんが、もらってください……
あと、日用品やおもちゃとかお菓子を、もろもろ買い込みました。
まあ、これでも足りなかったら、後はサイパン空港でも買えますし(笑)
何気にサイパンは、日本語が使える所が多いので、海外旅行初心者にはお勧めです。
パリを難易度5だとしたら、サイパンは難易度1ぐらいでしょうか。

カラオケクラブ・六本木……
いたる所に日本のお店があります。

こんな風に、売り場なんかでも、ちゃんと商品に日本語表記がしてあったりするから、すごく安心です。
ホテルの部屋のテレビは、NHKが受信できるから、今の情勢もすぐわかります。
これって、パリではありえない事です。
まるで島全体が、パリのピラミッド地区みたいです。
(2012/3/17ブログ 「パリに愛される日本文化」 参照)
僕は今日で帰国ですが、S君とS君の奥さまは、もうあと2日サイパンに滞在します。
二人とお別れの晩餐を、ガラパン地区にある、日本食のレストラン「故郷(ふるさと)」で、しました。

これで、サイパンとお別れか……
そう思うと、すごく切ない気持ちになります。
日本はこれから、寒い冬……
できれば、この暖かい南国で一生暮らしたい気持ちです。
なんて…… そんな事、言ってられませんね(笑)

3人でしばしのお別れに、乾杯しました。
現地の人は、みんな朗らかで、人が良いというか、のんびりとして、いつもニコニコしています。
サイパンの公用語は英語ですが、現地の人が使うチャモロ語には、日本語の影響を受けた言葉がいっぱいあります。
「ボウシ」 「ボウズ」 「ナマイキ」 「サルマタ」 「チチバンド」 は、そのまま日本語と同じ意味です。
チチバンドって、やらしくね……
サイパンは、緑がいっぱいの島……
この島で、最も生息しているのは、このダカンダカンの木……

今年の8月の台風の影響で、折れちゃっていますけど……
今から70年前の爆撃で、焼け野原になってしまったこの島に緑を取り戻す為に、アメリカ軍が空からヘリコプターで島中にダカンダカンの種を散布したんです。
これって、いかにもアメリカらしい、大胆な解決法だと言いますか……
食物連鎖、ぶち壊しやねん
でも、このダカンダカンは、すごく生命力が強い木で、あっという間に、土の養分を吸い取って他の木を枯らしてしまうそうです。
しかも、幹が細くて節だらけだから、焚き火で燃やすまき以外には、全く使い物にならず、現地の人からはかなり不評を買っているらしいです。
だいたい、こんな暑い所で焚き火とかしないし……
それでも、ここサイパンは、本当に自然が豊かな島です。
とはいえ、人々がちゃんと管理しているので、イグアナはたまにいますけど、ヘビとかが出てくる事はありません。
そして、海はどこまでも澄み切っている……
日差しがまぶしくて、木々の香りが心地よくて、どこからともなく、南国独特のあのゆるやかなリズムの音楽が聞こえてくる……
今、しっとりと心が満たされているのを感じます。
旅というものは、ただそれだけで、人の心を満たしてくれるのかも知れません。
さようなら、サイパン……
サイパン空港までの送迎バス乗り場に向かう途中、綺麗なハイビスカスを見つけました。

この島にあるもの全てが、いとおしい……
S君夫妻に見送られながら、サイパン空港までの送迎バスに乗り込んで、一路サイパン空港へ……

僕が乗る、デルタ航空のDL297便です。
機内放送では、成田空港の気温は12度との事……
「そっか、日本は冬だったんだ」 なんて、妙にシュールな気持ちになったりします。
明日から、また忙しい日常が始まる……
頑張ります!!

Fin
6日間、このブログにおつきあい頂きまして、本当にありがとうございました!!
P.S.
メルマガ・シルフィーユは、12月6日の発行になります。
お題は、「バラ色の人生の扉を開く鍵」 ……
今回のサイパン旅行の裏話や、感じた事や学んだ事を、思いきり書こうと思っています。
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浅野 太志
このエントリーのカテゴリ : サイパン旅行